CAD アプリケーション咳止めシロップ成分分析
未知の世界を探索する眼

1. アプリケーション背景
実験背景および条件
咳止めシロップ中の特定糖成分(フルクトース、グルコース、スクロース)を測定することで、精密な品質管理、科学的な製造プロセス、透明性の高い製品表示、正確な偽造防止確認に必要な詳細情報が得られます。
CAD は高感度、良好な再現性、優れた直線性を備えており、糖類成分分析に有効な検出手段です。
実験目的
HPLC-CAD による咳止めシロップ中の特定糖成分の分析
試料情報
フルクトース、グルコース、スクロース標準品、咳止めシロップ試料
装置情報
Agilent 1200 液体クロマトグラフ + INSTRUMAX 荷電化粒子検出器(CAD)
(INSTRUMAX CADetector a1)
2. アプリケーション内容
荷電化粒子検出器(CAD)条件
実験方法
カラム:糖分析カラム、5 μm、4.6 × 250 mm
移動相:アセトニトリル/水(77:23)
流量:1.0 mL/min
CAD 条件
ドリフトチューブ温度:35 °C
ネブライザーガス流量:3 L/min
チャージングガス流量:1 L/min
ゲイン:0.05
RF:2.0
3 種類の糖は良好に分離され、ピーク形状は鋭く、カラム効率と検出感度も高好です。

直線性



3 種類の糖の相関係数 R はいずれも 0.999 を上回りました。
注入精度

6 回連続注入において、3 種類の糖のピーク面積 RSD はいずれも 1.0% 未満でした。
試料分析


2 試料を各 2 回注入して含量を測定し、正確でばらつきの小さい結果が得られました。
3. 実験結論
本研究では HPLC-CAD を用いて咳止めシロップ中の糖類成分を測定しました。CAD は高感度、良好な再現性、優れた直線性を備えており、糖類成分分析に有効な検出手段です。本法は操作が簡便で、正確かつ信頼性の高い結果が得られ、糖類成分の測定に有力な装置およびメソッドサポートを提供します。

